過食嘔吐を止めるためには何が必要か!?

この記事は「過食嘔吐を止めるためには何が必要か」です

 

・指吐き
・腹筋吐き
・濯ぎ
・チューブ吐き
この記事は、自身の体重管理に異常なまでにとらわれている人向けの内容となっています。

 

結論は「自分の体型をそのまま受け入れること」です

 

【いやっ、それだけはありえない。】
【それができないから過食嘔吐(カショオ)するんでしょ】
と感じる当事者は多いはず。

なぜ、自分の醜い体型を受け入れることが過食嘔吐(カショオ)を止めることにつながるのかを解説していきます。

以下は私のブログ⇩⇩⇩

https://yuruiizonshou.net/post-854/

 

過食嘔吐やチューブ吐きなど、当事者たちは、安易に体重を減らす方法を知っています。ただし、それらには、大きなリスクが伴います。

 

それでもいい。

それでもいいから体重を1キロでも落とせれば正義なんです。

◆過食嘔吐は、摂食障害者が命を断たないために行う行為のひとつでもあり、ダメだとわかっていてもしてしまう依存性のある行為と言えるでしょう。
実は、無理にこの行為を止めてしまうと、病状が悪化することもあります。
特に、醜形恐怖に陥っている人にとって、体重が増えることは「死」をより身近なものにさせます。

女性カラー左

過食嘔吐(カショオ)は、むしろ対処方法だし。

実は、この言葉、合ってると言えば合っています

過食嘔吐(カショオ)は止めると悪化する!?

 

体重管理のため、対処方法として行っている過食嘔吐は、簡単に1キロ単位で体重を元通りにしてくれます。
ただし、この行為を繰り返していると、自身の体型を否定し続けていることにもつながるため症状は悪化し、より過食嘔吐に依存していくのです。

 

まとめ

 

過食嘔吐(カショオ)を止めるには、本来の自分の体型に向き合うことが必要になります。ただし、それは当事者にとって最も辛いことであることは想像できる。

ボディーイメージ 劣等感 理想と現実のギャップ

体重の上下によって自分の人格全てを否定し、自分の存在を安易に結論付けてしまいやすい摂食障害者は、思い込みの病に陥っているとも言い換えられる。

治療の中で
「それって誰かに言われたの?
「自分の理想ってどういうもので、本当にその体型が幸せにつながるの?

当事者と話し合う中で答えられない人が多い印象がある。
つまり、痩せることが目標になっていて、肝心などう生きていくかが見えないのが摂食障害者の特徴でもあるのだと思う。

しかし、それらを突きつけたとしても治療には結びつかない。
自分の体型をそのまま受け入れることは大きな課題である。

 

参考記事

https://medicalnote.jp/contents/151201-000030-EABACI

 

関連記事

https://yuruiizonshou.net/chiryou3/

 




拒食症のジレンマ

最近お話しさせていただいてる思春期外来からつながったA子さん

「体重を戻さなきゃ退院できないことはわかってる。けど、どうせ退院したら食べなくなるのもわかってる。」

前回の身体測定時にA子さんは体に「おもり」を付け、測定をパスしようとしたが看護師に見つかり失敗した。
そんな様子をバツが悪そうに話してくれた。

「体重の重さの現実(リアル)を受け入れられない」
「インスタ見る度に病む」
「スタイルいい子がどんな薬を飲んでいるのか気になったり、拒食のサイクルがどうなのか、何を吸収して何カロリーで生活を維持しているのか、もう頭の中は拒食拒食拒食・・・」

過食や過食嘔吐さんとの面接は割とある方だが、拒食一本なクライエントは私にとっても久しい経験であり、ブログを書きたくなった。
※なお個人の特定を避けるためいくつかの事例を混ぜて書いています。

「配膳後の残飯を無心にかき込む姿や頑として食べ物を受け付けないその姿をしっかりと意味のあるものとして受け止めて理解してあげないといけないよ」と師にあたる人に過去に言われた。病院臨床が始まる前に頂いた素敵な言葉だ。

無理矢理体重を増やそうとしても結局は、なぜ受け付けないかを一緒に考えていかないと前には進めないものだと改めて感じさせられた。

結局は「自分が思う体重について本気で考えないと周りが何言ったって本人は変わらない」ってことだ。

私たちができることは、そのお手伝いだけ。

彼女らは「安心して話せる場」がない。
話したところで否定され続けてきた現実があるから。
せめて私は動かず、変わらず、しっかりと聞いてやろうと思う。
無力は承知であるが、この場が本人にとって居心地の良いものになるように。
いつか車椅子から降りて自力で歩けるようになるまで。

https://yuruiizonshou.net/chiryou3/

http://www.edportal.jp/sp/about_01.html

 




カショオ(過食嘔吐)は「甘え」?

あなたのカショオ(過食嘔吐)は「甘え」ではないと思います。
ただ、それを言い訳にカショオ(過食嘔吐)し続けてませんか?

A「は?なんなん?」
B「マジうざい。きもい。」
C「部外者は黙ってろ。」

これだから摂食障害者、カショオ(過食嘔吐)界隈は面倒臭い。
自分の受け入れられるものしか受け取ろうとしない。
まさに食べたいものを好きなだけ体現しているようだ。

ゆるおさん💦

そんなことばかり言ってるから、DMで怒られたりブロックされるんですよ!

申し訳ありません。
ちょっと言いすぎました。
ただ、この辺りに目を向けないと回復できないのが摂食障害なんですよね。
カショオ(過食嘔吐)の問題は本当に根が深い。

https://yuruiizonshou.net/post-854/

当事者達の話は壮絶で、本当に苦しみながら体重計に映し出される数字と毎日対峙しているわけです。
とらわれが強く、そのとらわれから一時的に逃げるためにカショオを繰り返す。一日に何度もカショオを繰り返しながら、その度、死にたい気持ちになる。まさに、カショオは自傷行為そのものといえるでしょう。

彼女らはカショオがあるからこそ、なんとか「今」を生き延びることができているのも事実でしょう。たとえそれが言い訳を重ねた「甘え」であろうと、彼女らにとって必要なものがカショオなのです。だからこそ無理にカショオを辞めなくていいと思う。

まずは回数を減らすこと、そしてカショオしてることを否定しない人にしっかり話せることが大事ですね。掲示板やTwitterに安易に書き込むと、都合の良い情報しか目につかなくなることが多い。

リアルな友人や主治医に頼るところから始めて見るのがいい。

しっかり「甘え」、エネルギーを蓄えてから自分の問題に向き合わないとですね。





ぴかりん式合法ダイエット

ギャルモデルを経てゴスロリ、メイド、コスプレ、ヤンデレなどのサブカル文化の牽引者として大活躍中のぴかりんこと、椎名ひかり激痩せしたダイエット法がYouTubeで公開中!!

【KERA】【小悪魔ageha】【abemaTV冠番組】を経て活躍する、ぴかりんの合法ダイエットとは。

ぴかりんプロフィール

生年月日 1994年11月18日
身長   152㎝
体重     37㎏

断食ダイエット

まずは3日ないし、5日間の断食
もちろん健康のために水分補給は絶対
炭酸水などで胃を膨らませながら空腹をしのぐ

コカコーラ・ゼロなどの飲み物で空腹を満たす(まぎらわせる)

3日ないし、5日間の断食後には、ゼロ・カロリー飴やゼロ・カロリーゼリー、吸収が緩やかなスープなどを摂取していく
身体に負担がかからないように固形物も徐々に摂取していく

(そもそも一般人は、5日間を乗り切れないのでは💦)

顔がコケても注意

1〜2日断食すると、顔がコケて見えてくる
しかし、顔がコケて痩せたと錯覚しないよう注意が必要
日本人は顔がコケても下半身が太いままな人が多いともいわれている

ぴかりんは、お風呂で使う発汗ジェルやターボセルなどを利用しながら痩せる体型を獲得していった

圧迫や締め付けによって発汗を促すターボセルなどは、むれたり肌が荒れたりと注意が必要であるものの、寝る前はもちろんのこと、ダイエット中は特に意識して履いていたとのこと

発汗させる環境づくりに余念がない

モチベーションの高め方

二次元やコスプレイヤー、フィギュアの画像を眺める
なりたい理想を身近に感じるため、スマホなどに画像を保存する特に、好きなフィギュア(布面積が少ない水着系)を見て理想をより身近なものにし、イメージを強化する「努力次第で二次元のような体型にだってなれる」という一種の自己暗示を活用する
フィギュアは二次元だから・・・ではなく、「あれになる!」思考でダイエットに励んだほうがダイエットも楽しくなるまさに意志の強さがものをいう

新宿歌舞伎町のキャバ嬢を見に新宿へ
行動的モチベーションの高め方のひとつ

多くの女性が夢見る理想的な「」を商品にしている彼女らの細い脚を実際に見にいくこと

理想的な脚を脳にインプットさせ、「なるべき姿」「なりたい姿」を強化し、会いにいくという行動と結び付けることで意志の強さが「今日1日だけ」でも保つことができるようになる

小学生の脚の画像を保存
ぴかりんの理想は小3〜小6女子ぐらいの脚であり、筋肉や脂肪がつく前の脚をより具体的にイメージするために画像を眺めてモチベーション向上に努めた

小学生の脚って言われてもよくわからないんだけど、実際女性は共感できるものなの?

すごくよくわかる・・・

肉がつく前のあの細さ・・・
あれが欲しいのよ・・・

 

 

寝る前の糖質&脂質たっぷり画像チェック
「これだけ我慢しているのだから、明日は少し食べていい。明日の朝なら食べられる。」という食欲を次の日に持ち越す意識と「食べられる保証」をしていくということ過食リスクの高まった夜を、いかに乗り切るかということに全力を注ぐこと

心理学でいわれるマインドフルネスのような「今ここ」とはではあるが、次の日の保証は安心感を与えてくれるものになる同時に、マインドフルネスのような先の不安や心配事にとらわれない「工夫」も実践しているといえる

また、最近では、食欲コントロールにマインドフルネスを取り入れて減量している女性も多いとか

時間を忘れるほど熱中するものを作る
食べ物にできるだけとらわれないような生活を意識的に構築していくということ
自分が心底楽しめるものは何か」と向き合うことで意識を食欲から意図的に離れさせるイライラや辛さは一旦脇に置き、マインドフルネスを実践しながら「今ここ」な状態を作っていくことが熱中することにもつながる
お風呂に入る
お風呂での時間を充実させる
ぴかりんは、ダイエット中は1日6h入浴!!😇
普段でも3h程度入浴するとか!?🐙💦
結果 ぴかりんは4ヶ月で7㎏の減量に成功

断る勇気

食事を断る勇気を持つということ

意地を張って食べないことに固執するのではなく、断れる自分も持つことはダイエットに限らず自分の生き方を豊かにしてくれる

家族のサポート

ひとりで苦しい思いをしないということ

家族や周りの人の力を借りながらダイエットすることで頑張っている自分を周りが認めてくれる

褒められることは、モチベーションをさらに高めることにつながり、成果を残すことでさらに成果を出し続けたくなる気持ちも増えてくる
無理に頑張りすぎなくても良いので、遠回りでも構わないのであれば炭水化物抜きダイエットがオススメ

ちょっと真面目な認知行動療法のお話

ぴかりんのダイエット動画には、ダイエットを成功させる認知行動療法的エッセンスが多く盛り込まれている

意志の強さに頼るのではなく、具体的な「行動」につなげる工夫が盛り込まれており、自分の変化をより実感できるダイエットとして「工夫」されている部分が多い

https://yuruiizonshou.net/chiryou3/

まとめ

無理をして、意地になって体重計に示された数字に固執する必要はない

時には過食嘔吐したっていいと思う

大切なのは、いかに賢くダイエットしていくか

体調を崩してまでするダイエットは、どこかで歪みが生じてしまう。

無理なく、確実に、賢く自分のダイエット方法について考えていくことが求められる

ぴかりんのダイエット事例しかり、完璧に痩せられるものはないが、少しでもそのダイエットの精度を上げていくために実践してみるのもいいだろう

重要なのはアセスメントプランニング

ぜひ、体調に気をつけて、より良いダイエットを




需要があれば、闇落ちダイエット【チューイング】についても考察したい(=゚ω゚)ノ
ところで、1年で10㎏痩せた私のことをもっと褒めてくれてもいいんですよ♪

過食嘔吐(カショオ)は止めると悪化する!?

過食嘔吐は止めると悪化する!?

このサイトで過食嘔吐(カショオ)する人がいるって記事を見たわ。頭ではわかってるんだけど、やっぱり止めた方がよくない?体に悪いことだし、止めるにこしたことはないんじゃないかしら。

 

このサイトで勉強してくださってありがとう♪
でもね、安易に過食嘔吐(カショオ)を止めると悪化することを知っていますか?

 

 

過食嘔吐は止めちゃダメ!?

そもそも過食嘔吐って目的があってやってる行動なんです。前回も話したように、摂食障害の人たちは自分の目標体重やボディーイメージに近づくため、日々努力しています。

それが不合理なやり方であろうと、真面目に過食嘔吐(カショオ)を繰り返し、目標体重まで無理をしてしまう。

そんな努力をしている人に対して過食嘔吐(カショオ)はダメだといってしまうと一体どういうことになるでしょうか。

う〜ん・・・
頑張っているのに否定された感じ?

まさにその通り。
だからこそ、過食嘔吐(カショオ)は止めてはいけないのです。

 

https://yuruiizonshou.net/post-854/

じゃあ、ほっておこうでは治らない

説明した通り、過食嘔吐は止めてはいけないことが分かりますね。
では、止めずにどうやって治すかについて考えていく必要があります。

摂食障害を抱える当事者は、このまま痩せ続けたい思いともうこれ以上過食嘔吐(カショオ)しちゃダメだという狭間でいつも精神をすり減らしています。

そんな時、周りができることは・・・

■回復のための多くの選択肢を提示すること
■周りの人の不安解消のために回復に無理やり結びつけないこと
■カショオした後の始末は自分で責任を取らせること
■ゆるく見守ること

まとめ

私たちの多くが、過食嘔吐(カショオ)をゼロにしようとまず考える。
しかし、その考え自体が摂食障害を抱える当事者を追い詰めてしまうことを知っておかなければいけない。

過食嘔吐(カショオ)の回数が減るだけでまずその努力を認めていかなければ回復にはつながらない。その一回我慢することは本当に難しいことであることを周りが理解していくことで本人は回復に向かいやすくなる。

https://yuruiizonshou.net/post-1703/





摂食障害だって依存症の一部!?

 

ねぇねぇ。このサイト摂食障害に関する記事も多く取り上げているみたいだけど、摂食障害も依存症のひとつなの?

 

いいところに気が付きましたね。
実は、摂食障害の食行動と依存には、とても密接な関わりがあるのですよ!?

 

なぜ、摂食障害は、依存症と同じ分類で語られるのか

第一に、依存の根底には「とらわれ」が存在する。摂食障害に問題を抱える人の多くが、体重○○.○○gをグラム単位でとらわれる傾向があり、日内体重の誤差をもコントロールしようとしてしまう。

しかしこれは、摂食障害に限ったことではなく、他の依存症においても「とらわれ」が存在し、そのとらわれに固執しながらコントロールを失う傾向が依存症にはある。

炭水化物は絶対食べない
今日は水分だけで乗り切ろう
食べても吐いてしまえば無かったことにできる
など多くの計画を立てながら、その課題の難しさに打ちひしがれ自己肯定感を失ってしまう人も多い。

第二に、とらわれと同時に体重が減ったことへの満足感が、脳に快刺激を与え、満足感の新たな経路がつくりだされることにある。
拒食を例にあげ、簡単に言えば、「結果に伴い満たされる」ことが摂食障害に拍車をかけてしまう。

食べないことで体重が落ち、脳は結果として「これで体重が落とせる」と強化され、同じ行動を繰り返してしまい負のスパイラルが形成される。

実はいい依存も存在し、筋トレや運動などはまさにそれにあたる。
適度な筋トレや運動は脳内物質であるセロトニンを分泌させ、体が変わる事で自己肯定感が増し、自信や性格そのものへの変化をもたらすともいわれている。

筋トレなどが日々コツコツと積み上げていくものに対して、摂食障害の問題は失敗が起きやすく、それに伴い自己肯定感が変動しやすい。

https://yuruiizonshou.net/addiction-2/

まとめ

摂食障害に限らず、依存の背景には共通する根っこが存在する。
依存症者は良くも悪くもその根っこと付き合っていきながら成功体験や失敗体験を繰り返していく。
「とらわれ」を一人で抱えていくことには限界があるため、SNSや周りにしっかりと助けを求めていく必要があるだろう。





依存の問題って誰にでも話せるわけじゃないんですよね。だからこそ話せる場って作っておく必要があるんです!

たしかに・・私だったら周りに知られたくなくて、一人で何とかしようとしちゃうかも。