アンガーマネジメント~怒ってもいいんです!~

アンガーマネジメント

 

いつの間にか本屋や電車の広告などにもよく目にするようになってきたこの言葉。Anger、そう、怒りです。

どちらかというとマイナスのイメージが強いかもしれないこの言葉ですが、人間が生きていく上でとても重要な感情の一つと言えるでしょう。喜怒哀楽という四字熟語にも書かれるように、感情表現には欠かせないとても重要な感情のひとつ。

大切な感情であるはずのこの怒りは時として猛威を振るい、自分のみならず、周りに多大な影響を与えてしまうものでもあります。

ここでカミングアウト。
そんな私はあまり人に対して怒れない人です。
いやっ、怒りは感じるんですよ?
でも理性というか自我で押さえ込んでしまうタイプといいますか。
本来怒らないといけない場面でも、対人関係を優先してしまい、結局怒れないチキン野郎です。はい。

 

少し話を戻しましょう。
この「怒り」の感情と上手く付き合うことができれば、あなたの周りの人間関係は本音を言い合えるより濃密な関係になっていくでしょう。「怒り」と上手く付き合うことが人生をより良いものにしていくことを体験してみましょう。

そもそも怒りというものは~

 

なかなか言語化しにくい感情のひとつ。怒っているときは冷静さを失っていることが多く、実際何を言い放ったのかなど事細かに覚えている人は少ないのではないでしょうか。
まずは、自分が怒りを感じた状況に焦点を当ててみましょう。

さて、どうでしょうか?

自分が怒りやすい状況が見えてきましたか?

怒りを表した事実はよく覚えていたとしても、実際にその状況を振り返り、言葉のやり取りを思い出す作業ってなかなかむすかしいですよね。
ここで違う角度から自分の「怒りチェック」です!
何をチェックするのかというと・・・

その怒り、強すぎる怒りになっていませんか

その怒り、多すぎる怒りになっていませんか

その怒り、長すぎる怒りになっていませんか

アンガーマネジメントを実行していく上で、この3つは何度も振り返ります。まさにセルフチェック。

怒りをぶつけているときは冷静さは失っているでしょうが、振り返ってみてその怒りは「強すぎる怒り」になっていませんか?怒りの度が過ぎて暴力や人格を否定するような暴言に変わっていないでしょうか。あんたの怒りは妥当な怒りでしょうか。

怒りが拡散していないでしょうか?とにかく相手のいろいろなところに怒りが波及し、きっかけから遠ざかってしまっていないでしょうか。焦点付けた怒りになっていますか?

怒りは時間が経てば緩やかに収まっていくものですが、その怒りは長すぎる怒りになっていませんか?また、怒りにとらわれすぎていませんか?

このように、単に「怒り」という感情の中にもたくさんの要素が入っていることがわかります。現実検討能力が大事です。私この言葉大好きなんですよね。果たしてこの怒りはどの程度怒るべきものか、また、本当に怒るべきものであるかを精査する必要があるということです。

皆さんは私のように現実検討能力にこだわり過ぎず、心の隅に置いておくぐらいがちょうどいいでしょう。知識として知っておくことだけでなく、体験として持っておくことがスムーズな人間関係につながるのかもしれません。

とにかく

怒りの感情は大切な感情だと理解しておきましょう。自分を殺して生活していく人生ほどつまらないものはないですよねきっと。怒れない私が言うのもなんですが、主張や意見を持つことって怖いものだけど、自分の大切なものを守るために必要になるものなのだなと改めて感じました。

格言 怒る事は自分を主張し自分を守ること

 

 




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