人との会話の「間」が怖い人必見
人と会話をしていて、「間」ってたまにできませんか?
あれ?次こっちが聞く番だっけ?
あれ?なにこの「間」?雰囲気悪くない?
早くしゃべらないと(焦)
このように誰でもコミュニケーションにおいて「間」の取り方に困ったことがあると思います。
実はこの「間」・・・先に動いたほうが負けなのです(笑)
まぁ、負けといっても相手との勝負ではありません。
多くの人は、自分自身の葛藤に耐えられなくなり、わざわざその大切な「間」を意図的に壊してしまうのです。
そんな私もこの「間」がとても怖かったひとり
人一倍臆病で、自分から空気を壊すような動きなどできるはずもなく、事なかれ主義ではないにしろ、人間関係において敏感で、なるべく相手にも嫌な気持ちをしてもらいたくないといった八方美人っぷり。
「人はあなたの事なんかそんなに気にしてないよ。
自分の思うように生きることが一番だよ」
と頭ではわかっているのに、必要かどうかもわからない勝手な気遣いを繰り返してきたのが私のコミュニケーションなのです。
見方によったら上手くコミュニケーションを取ることができているのではないかとも思われがちですが、それとはまた少し違う・・・なんとも表現しづらい。そんな感じの私のコミュニケーション。
最初はやっぱり「間」は怖い
そんな敏感な私ですから相手との会話では必要以上に相手のことを考えてしまいます。
「私と話ししてて楽しいかな?変な雰囲気になってないかな?」
という思いが頭を駆け巡り、「間」を無意識的に避けて質問やさっき聞いた内容をニュアンスを変えてもう一度聞くようなよくわからないコミュニケーションを取っていたことでしょう。
重要なのはまずは「間」に慣れること
まずは「間」に慣れている人などほとんどいないと思っておきましょう。実際に話し上手な人や、話すことを仕事にしている人(例えば教師とか)でさえ、授業内容に関しては知識でその「間」を埋められても、コミュニケーションの中から生み出される「間」には苦手意識を持っている人が多いと思います。
つまり、「間」をじっくり感じて楽しむことが慣れるための一番の近道と言えます。
「間」をどう捉えるか考えよう
「間」はコミュニケーションの中でしばしば起こりうるものと考えておいてください。その雰囲気に耐えられなくなって反応するのではなく、その雰囲気を感じることを意識してみましょう。
あなたのペースで会話していませんか?
「間」はもしかすると相手の考えるスペースなのかもしれません。
だからこそ「間」という葛藤場面をしっかりと認識することが重要。
場合によってはAKYも使ってみよう
若干死語になりつつあるAKY(あえて空気を読まない)。
コミュニケーションは双方向の力を利用します。
こちら側から出される矢印は必ずしも帰ってくるものではないかもしれません。だからそこ「待つ」ことも重要。
AKYによって相手の考えるスペースを作ったりしながら観察してみましょう。渦中にあるコミュニケーションを観察し、体験することで自分のコミュニケーションの特徴が見えてくることもあるでしょう。
たった一言であなたが周りから変な目で見られることはないように、ちょっと変な雰囲気になったとしても安心して「間」を感じ取りましょう。
客観的にコミュニケーションを感じられると
多くの人達がその葛藤を抱えられず、無理やり埋めてしまいがちなこの「間」に慣れることができるとコミュニケーションに余裕がきっと持てるようになるでしょう。
自分のコミュニケーションに自信が持てるようになってきたり、無理に自分の話題を切り売りしなくてすみます。相手のペースでコミュニケーションができるようになると、自然と他人の共感ポイントに気付けるようになったりもします。
最後に
「間」が怖いのではなく自分の葛藤に耐えられなくなってしまっている状況が見えてきましたか?
それを感じ取れる人はセンスがいい。
「間」をコントロールできると会話にも余裕ができる。
この記事を読んだあとには、きっと会話が待ち遠しくなっていることでしょう。相手のペースの中で自分の意見が言えるようになれば共感や信頼関係の形成がスムーズになっていきます。
もう一度タイトルを見てみましょう。
きっと「間」に対するあなたの認識は、もう以前とは違うものになっているはずです。
追記
少し自己啓発的な要素が含まれる文章構成になってしまいましたね。
書き方なども含めていろいろチャレンジしていきたいです。
需要があればこういう内容のものも書き留めていこうかと考えています。