精神依存と身体依存について
まあ普通に生活していますと人間は何かに頼りながら生きていることがよくわかります。スマホ依存に恋愛依存,結婚なんてお互いの関係依存の先にあるもなのかもしれませんし,良い依存,適度な依存は生活を豊かにもします。家に帰ってすぐパソコンを付けるそこのあなた!それだって依存の始まりかもしれません。
このように世の中には精神的依存が多く見られます。精神的依存というのは「これがあると楽しめる」,「やっぱり楽しむためにはこれがセットでしょ。」,「一刻も早く○○したい。」,「安心するためには○○が必要だ。」などの心の動きを伴うものだと思ってもらって構いません。精神,つまり頭の中でその物質を使うことを正当化する言い訳などが出てくるものでしょう。
もう一つ依存症には身体的依存を形成するものがあります。
それが,アルコールや薬物,タバコなどです。身体的依存を形成させやすい物質や精神依存に特化したものなど,それぞれ特徴を持っています。よく言われるのが,覚せい剤は精神的依存が強い反面,身体的依存は比較的少ない。逆に,アルコールやタバコなどは精神的・身体的どちらとも強い依存性を持っていると言われています。
よく手が震える,口が渇く,汗が多くなる,口がパクパクしてしまうなどの身体症状に現れるものですね。
キング・オブ・キング, キング・オブ・ドラッグ
数ある薬物の中で最も禁断症状がきつく,精神的・身体的依存が最高峰に位置づけられる薬物それがヘロイン。モルヒネから生成される麻薬で,治療に正しく使えば依存症になることはないですが,キング・オブ・ドラックといわれるほど依存性が極めて高い特徴を持っています。他のどの快楽よりも代え難い快楽を与えてくれる反面,乱用すると禁断症状に耐えられなくなり,命が尽きるまで支配されてしまう恐ろしいものだそうです。一生で味わう快楽を一気に味わうことが出来るらしい・・・
う~ん。想像がなかなかつきませんね。
そして意外にも我々の身近にアルコールやタバコなどは精神的・身体的どちらにも依存を形成しやすいということ。コンビニに入れば売っているのが当たり前であり,すぐ手に入る環境にいつの間にかなってきているのですね。心の隙間に入りやすいのがこのような薬物(総称して)なのでしょうね。きっと使う人にとっては効果は長くは続かないことは知ってるはず。しかしそれに頼らなければいけなくなっている状態こそが依存と言われるものでしょうね。
このようにひとくちに依存といっても色んな見方があることがわかりますね。