嫌いな人がいてもいい
ただ、その人が嫌いだから一方的に関係を断つよりも、なぜ嫌いなのかを考えた方がいい。
実はこの課題、多くの人にとって向き合いたくないものであることが多い。
嫌いの感情の裏にある嫌悪感や嫉妬、憧れ、同族嫌悪は、多くの人にとって見たくない感情だったりする。
私はあいつが純粋に嫌いなだけです
何もわかってないくせにテキトーなこと言うなよ(怒
そうですよね
嫌いの原因に、自分が関わってるなんて思いたくないですよね
はぁ?
何言ってんのこいつ、キモい
いや〜実に精神分析的なやりとりだと思いませんか。
ゆるいさん!!
いつもの嫌われる流れですよこれ(汗
◆これ見よがしに細くて痩せてるインスタをあげる摂食障害者が嫌い
本音)私もあれぐらい細くなりたい
本音)なぜ私だけ細くなれないのか・・・
◆あいつはあれだけ稼いでるけど、性格悪いから嫌い
本音)自分には稼ぐ力がない・・・あいつが羨ましい
本音)自分が惨めで感情のぶつけ先がわからない
◆あいつは調子乗ってて嫌い。たまたま有名になってるだけ
本音)こんなはずじゃなかった。私だって認められたい
本音)そのままの自分を出せているあいつが羨ましい・・・
ねっ。
面白いでしょ。
こうやってなぜ相手が嫌いかを深く考えると、自分の問題が投影されていることが見て取れます。
でも、多くの人はこういうことを考える前に嫌いのジャッジを下してしまいます。
嫌いというわかりやすい感情の奥底の方には、理想を叶えた相手への嫉妬や根深い憎悪が渦巻いているのだと思います。
根本的な「生きづらさ」と向き合うスキーマ療法
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まとめ
嫌いのジャッジを下す前に見たくないものを大切に取り上げよう。
こういう見たくないものこそ、小さいうちに誰かに話しておくべき問題だったりする。ただし、あなたを否定する人に話すのはやめておこう。そんな人に話すぐらいなら話さない方がマシである。
一番まずいのは、お酒や薬物で感覚を鈍らせること。
逃げることは必要だったりするが、逃げ方が固定してしまうとどんどん依存してしまい自分を追い詰めてしまう。