ねぇねぇ。このサイト摂食障害に関する記事も多く取り上げているみたいだけど、摂食障害も依存症のひとつなの?
いいところに気が付きましたね。
実は、摂食障害の食行動と依存には、とても密接な関わりがあるのですよ!?
なぜ、摂食障害は、依存症と同じ分類で語られるのか
第一に、依存の根底には「とらわれ」が存在する。摂食障害に問題を抱える人の多くが、体重○○.○○gをグラム単位でとらわれる傾向があり、日内体重の誤差をもコントロールしようとしてしまう。
しかしこれは、摂食障害に限ったことではなく、他の依存症においても「とらわれ」が存在し、そのとらわれに固執しながらコントロールを失う傾向が依存症にはある。
「炭水化物は絶対食べない」
「今日は水分だけで乗り切ろう」
「食べても吐いてしまえば無かったことにできる」
など多くの計画を立てながら、その課題の難しさに打ちひしがれ自己肯定感を失ってしまう人も多い。
第二に、とらわれと同時に体重が減ったことへの満足感が、脳に快刺激を与え、満足感の新たな経路がつくりだされることにある。
拒食を例にあげ、簡単に言えば、「結果に伴い満たされる」ことが摂食障害に拍車をかけてしまう。
食べないことで体重が落ち、脳は結果として「これで体重が落とせる」と強化され、同じ行動を繰り返してしまい負のスパイラルが形成される。
実はいい依存も存在し、筋トレや運動などはまさにそれにあたる。
適度な筋トレや運動は脳内物質であるセロトニンを分泌させ、体が変わる事で自己肯定感が増し、自信や性格そのものへの変化をもたらすともいわれている。
筋トレなどが日々コツコツと積み上げていくものに対して、摂食障害の問題は失敗が起きやすく、それに伴い自己肯定感が変動しやすい。
https://yuruiizonshou.net/addiction-2/
まとめ
摂食障害に限らず、依存の背景には共通する根っこが存在する。
依存症者は良くも悪くもその根っこと付き合っていきながら成功体験や失敗体験を繰り返していく。
「とらわれ」を一人で抱えていくことには限界があるため、SNSや周りにしっかりと助けを求めていく必要があるだろう。
依存の問題って誰にでも話せるわけじゃないんですよね。だからこそ話せる場って作っておく必要があるんです!
たしかに・・私だったら周りに知られたくなくて、一人で何とかしようとしちゃうかも。