睡眠時間を返せというやつほど普段普通に寝ない説

ショートスリーパー気味の管理人です。平日は4時間半サイクルの睡眠でなんとか乗り切っているのですが、今回はそんな睡眠に関するお話。睡眠の質や覚醒障害に関する注意と近年多いスマホとの付き合い方や治療に至るまでについて取り上げます。

睡眠の質はこうやって崩れていく

睡眠の質は成長とともに変化するものであり、小さい子どもと大人では意味が大きく異なってきます。特に思春期の安定的な睡眠は、精神疾患の予防に役立ったり、成長ホルモンの促進との関係が深いことがエビデンスで示されているところでもあります。小学校低学年の睡眠時間は比較的長く、20歳を過ぎるにつれて平均7~8時間睡眠に安定していくと言われています。身体と脳をじっくり休めるためには、一定の睡眠時間の確保が絶対的に必要ですね。
ひとことで不眠障害といっても、寝つきが悪かったり、睡眠時間が確保できず中途覚醒してしまったり、早朝覚醒や熟睡できない質の問題など、多くの分類が実際のところはあり、一般的に「不眠」と呼ばれるものは、睡眠に関するリズムが崩れている状態を指します。
近年では、大人に限らず、子どもでも不眠に関する悩みを持っています。未就学児の睡眠指針などでは、子どもも大人と同様に睡眠に関する疾患に罹るリスクを抱えており、適切な診断には専門的な診察や検査が必要となったり、医師や医療機関につなぐ必要性を示しています。仕事や学校などの日常生活に支障をきたす様な睡眠になっているのであれば、そこには大人だろうが子どもだろうが大きな違いはなくなってきているようです。



スマホ、PCなどが不眠を後押し?

夜遅くまでスマホやタブレット、PCの前にいないだろうか。
私はYESです。
むしろ仕事も含めると一日の大半の時間が画面の前にいることになる。好きなことをするには時間が無限にあっても足りない。一日24時間ではとうに足りないと思う人も多いのではないでしょうか。「暇ですることがない」という人の気持ちがあまりり理解できない管理人です。時間は自分で作るものだと昔誰かに聞いた覚えがあります。
確かに正論だ。それもよくわかる。
自分がもっと時間の使い方が上手ければ好きなことにも時間を使えるのにと思いながら日々モヤモヤする日々です。
そこで白羽の矢が立ったのが【睡眠時間を削ること】です。
もしかすると同じような考えの人も多いのではないでしょうか。
時間がないから睡眠時間を減らして自分の好きな事に使おう。という浅はかな考え。
それでも私の生活のスケジュールを考えると睡眠時間を減らした方が効率よく時間が回る。
だからこそ甘んじて睡眠時間を減らすことを受け入れているというところでしょう。

医療につながってみて


こんな管理人ですが、学生時代不眠に悩まされ近所の心療内科に数回通った記憶があります。初診を終え、睡眠の質について主治医と話し合い、睡眠・入眠導入剤を処方してもらいました。たしかマイスリーだったと思いますが、そうい類の処方薬をこれまで飲んだことがなかったため、最低量を処方されたと思います。
マイスリーは、超短期間で作用する睡眠・入眠導入剤で、効果の早さが特徴です。眠気が翌日に残りにくいのも特徴で、寝付きが悪い人に処方されることが多いのだとか。実際の処方された睡眠薬を飲んでの感想は・・・

【すごい効いて怖い】が率直な感想。

寝付きの悪さに困っていた当時は、何度かお世話になったものの、継続して飲まなくなったのを覚えています。
精神科や心療内科で処方される薬剤の効き目を実感した体験でした。
しかし、同時に医療につながる大切さも体験することができたのもいい経験で、睡眠薬が必要な患者にとっては、この一粒でその日が眠れるのも大切な医療なんだな再確認できた。
管理人の場合は、その後睡眠に関しては、薬物療法に頼るのではなく、根本的な睡眠の問題を精神療法や心理療法の中である程度折り合いをつけることになったため自然とお薬からは離れることができました。
治療に関するお話はまた次の機会にでも。
早めの受診が大切ですね。

10年ほど前に標語で、「お父さん、眠れてる?」という言葉がありましたね。
あのように気軽に睡眠について話せる雰囲気が生活の中で出来るといいなと思いながら時間を見るともうすぐ2時!!!
明日のためにもう寝ます。


芸能界はもうズブズブ!?薬物汚染と回復と

ここ最近、芸能界の薬物汚染があらわになってきている。大麻取締法違反で懲役6月、執行猶予2年の判決が出た、KAT―TUNの元メンバー田口淳之介被告や、薬物依存症者向けのリハビリ施設「日本ダルク」の職員でもある田代まさし容疑者が覚せい剤を所持していたとして、覚せい剤取締法違反で逮捕されたことは記憶に新しい。そして、ここに来て女優の沢尻エリカが合成麻薬MDMAを所持していたとして、麻薬取締法違反の疑いで逮捕され、本人も自分のものであることを認める供述をしているという。果たして、なぜこうも急激に芸能界で逮捕者が続出するのか。それほどまでに芸能界に薬物汚染が広がっているのか、はたまたこれは一時的なものかなどをゆるく触れていきたい。


MDMAってなんぞや

化学構造が覚せい剤と類似しており、覚せい剤にも似た効能を人体に及ぼす合成麻薬の一種であり、興奮作用やLSDのような幻覚作用を特徴とする。基本的に錠剤であり、「エクスタシー」や「バツ」、「エックス」などアンダーグラウンドで多くの呼び名がつけられている。また、MDMAはセックスドラッグとも呼ばれ、性行為の際に使用されることもあり、副作用があるにも関わらず、強い快感を求めて若者を中心に広がる傾向がある。副作用は心臓や肝機機能障害といった身体的なものに留まらず、精神錯乱状態になったり、記憶障害を併発したりするなど、深刻な精神的ダメージを人体にもたらす。効果は数時間ほど持続され、注射などの専用の器具がなくても摂取できるため、どうしてもハードルは低くなってしまう。その背景には「注射は危ない、やばい」といった固定観念が存在するのかもしれないが、MDMAは麻薬及び向精神薬取締法により罰則があり、あたりまえのように違法で処罰の対象になる。単純所持だけでなく、譲渡や営利目的などによっては、さらに重い刑罰が課せられるのが薬物事犯の特徴でもある。このように、薬物事案によって法律が若干違っていたり、刑罰の重さも違ってくる。「友達の物を持っていただけ」では済まされないのが現在の薬物事情とも言える。

依存性と回復


MDMAなどは、ヘロインやアルコールに比べると依存性は低い。
以前の記事でも書いたとおり、
精神依存と身体依存について 依存にはこの2つの課題が大きくのしかかる。また、MDMAは覚せい剤と同様に、身体依存はほとんど形成されない。沢尻エリカの逮捕前日の映像を見てみるとわかりやすいだろう。
一見普通に見える。
実際そうだ。手が震えるわけでもないし、精神錯乱状態にも見えない。身なりはとても気遣っており、誰がこれを見て違法薬物を使っているだろうと思うだろうか。

しかしそれは安全を保証するという意味ではない。

多くの人達は勘違いしている。

依存問題は表面に現れにく。この「精神依存」がとても厄介であり、一度形成された「精神依存」は、治療を行っていかなければ回復できない。「薬物を使いたい気持ちはゼロにはできないが、その気持ちを持ちながらも、使う以外の選択をしていきながら回復していくことは可能だ。」ということだ。近年、刑罰よりも治療に重きが置かれてきているのも現代の流れとも言える。

では果たして彼ら彼女らの回復とは一体何なのか。
それは専門機関で治療するとともに、芸能界にももどる居場所を作らなければいけないということだと思う。彼らの活躍の場所を奪ってはいけない。孤立させることは、彼らの回復から遠ざかることにつながる。報道に関しても十分気をつけなければいけない。

薬物報道ガイドラインでは、報道において避けるべきことなどが盛り込まれている。
■「白い粉」や「注射器」などのイメージカットを用いない
■著名人の薬物依存に陥った理由を憶測し、転落、堕落の結果使用したという取り上げをしないこと
■その人の雇用を奪うような行為をメディアが率先して行わないこと
■スクープとして取り扱わないこと
など、一部抜粋するだけでも重要なことが書かれている。

彼らを正当化する気はないが、彼らは人を傷付けるようなことはしていない。しかし、彼らのそばには薬物などがあったことは事実であり、様々な経緯を経て使用に至ってしまったのだろう。単純な快楽目的の使用ではなかったかもしれない。やはり憶測だけで相手を傷付けたり、排除するような社会では回復につながらない。

彼らに今必要なのは安心して治療に向き合うことなのかもしれない。
依存を抱える人たちに共通するような【生きづらさ】が伝わって来る限り、このような依存に関する記事は書き続けたい。



暴言吐きやすい人必見!その一言を変える認知行動療法って?

管理人は暴言は吐きません。いやっ、むしろ「吐き方がわからない」といったほうが正しいでしょう。言葉が出るよりも先に多くのことを考えてしまう。「この人にこの言い方はきつくないか」、「さすがにオブラートに包んだほうがいいよね」、「後でやんわり伝えておこう」などと思ってるうちに言いそびれてしまうことが多々あります。暴言吐けない私は実は上手く自分の中で処理できているのか、はたまたただ単に相手を責められないチキンなのか、そんなところを掘り下げていきます。

感情と上手く距離感を保つためには


「感情的に相手に暴言を吐いてしまった」、「感情にとらわれて気持ちが落ち込みどうしようもなくなってしまう」など私たちの生活には多くの感情が関わってきます。いい感情に包まれているだけが生活ではありません。むしろ、生活の中には負の感情の方が多いかもしれない。しかし、負の感情にあまりにもとらわれていては何もできなくなってしまうからこそ、人はもがき、あがきながら対処方法を探し続けるのだと思います。
その対処方法が良いものであれば、それはあなたを助けてくれる良いコーピングとなる一方で、誤った対処方法は、気持ちをさらに負の方向へと押しやってしまいます。あなたの対処方法は果たしてどちらなのか。
「イライラ」、「不安」、「落ち込み」など自分にとって受け入れがたい負の感情にも、実は役割があるのをご存知ですか?これらは、いわば危険なサイン。自分自身をこれ以上追い詰めないために脳が感情として信号を送っているわけです。
そこで重要なのは、自分の感情の出どころを探す作業です。
「なんでこんな感情が出てくるのだろうか」、「なんでイライラしているのか」などの考え方の癖について深く取り扱うことが認知行動療法でも用いられることのひとつ。



認知行動療法ってどんなもの?

詳しくは違う記事で取り上げますが、認知行動療法とは、自分の考え方のクセに気づいてその対処方法を具体的に考えていく作業です。感情の出どころはまさにそれぞれの経験に基づいたものなので、「イライラの下(無意識)にある自分の考え方」や「気分の落ち込みにある背景」について語ることも治療のひとつになります。話は戻りますが、以前のアンガーマネジメント~怒ってもいいんです!~でも感情は無理に押さえつけなくてもいいといいました。ただ、重要なのはその出し方。感情にとらわれた怒りになっていたり、強すぎる怒り、長すぎる怒りになっていないかを見直すことが大事と言いました。大切なものを守るためには怒りを適切に表出させる必要もあります。そこで重要となるのがこの感情との距離感です。

インファイターだけではノックアウトされますよ


ボクシングをご存知ですか?ボクシングの戦うスタイルにインファイターとアウトボクシングという型が存在します。前者は相手との間合いを詰めてなるべく小さく、コンパクトに、内側から相手を攻めていく一方で、アウトボクシングは、全体を見回し相手が踏み込んできても身体をかわしながら距離を保ちつつじわじわと外側からダメージを積み重ねていくスタイルのボクシングです。(素人解説ですいません)感情と距離をとる上で、このバランス感覚が最も大切になってきます。

インファイターは、いわば自分の考え方や感情の出どころをガシガシ掘り起こしながら自己内省を深める作業。
一方でアウトボクシングは、客観的に分析したり、状況や感情に巻き込まれないように俯瞰しながら関わる作業。

暴言をよく吐いてしまって困っている人は、この両方の作業を行ってから言葉にすることで人間関係がスムーズに行くことも!?感情なんてどうにかできるものではないと思っていませんか。世の中には持って生まれた才能や裕福な環境によって人よりも優位な条件が整う人だっています。生まれた環境はその人に多大な影響を与えるでしょう。
しかし、環境だけが人間を作るわけではありません。重要なのは、変えられない環境と努力によって変えられるものだってあることに気付くことが第一歩。これを見ている人に伝えたいのは、この変えられる部分を一緒に変えていきませんかということ。そして、認知行動療法に少しでも興味を示してくれる人が増えればなお嬉しい。ぜひ自分の認知に少し触れてみませんか。

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解離したら依存症と自傷行為が治った件

なんかタイトルが安っぽいアニメ小説みたいな感じですね。

解離症状を持つの人の多くが、幼少期などから過酷な生育環境に置かれていたということが往々にしてある。もちろん本人にとって衝撃となる出来事がきっかけで解離が維持され苦しむ結果となるのが通説ではあるものの、生育環境にも大きな特徴が見い出せるのではないかと解離症状を呈する人たちを見ていてよく感じる。仮説としては、生育環境と解離症状にはなんらかの関連があるのではないかということだ。
「切っている間は痛みで何も考えなくてすむ。」
「処方薬を過剰摂取していないと落ち着かない。」など、自傷は時に何かを癒してくれることがあるそうだ。
しかし、これはなにもメンタルが病んでいる人に限ったことではない。私たちでさえも、なにかに依存していると安心できることは日常生活にたくさんある。目に見えた傷として表現しないものの、自ら理解しながらも危ない方法に追いやっしまってはいないだろうか。

生きていくのはツライよ

幼少期の親からの虐待、ネグレクト、学校などでのいじめ、助けを求めたが誰も助けてくれない見捨てられ体験、心理的・身体的・性的暴力などの被害体験、また、恐怖や恥なども外傷体験として心に傷跡を残す。自殺未遂や自傷行為を繰り返す子どもたちにも共通する一種の「解離せざるを得ないような苦しい体験」がそこにはあるのかもしれない。
自傷行為を繰り返す者は助けを求める力が若干弱い気がする。
「援助希求能力」がまさにこれにあたる。
それは、裏を返せば、「自傷を繰り返す人達は、一人で問題を抱え込みながら必死で真面目で愚直に闘っているともいえる。」
以前の記事でも書いたとおり↓
間違って自死に至る病~リストカッターケンイチ

たとえ選択肢は間違っていたとしても、生きるためには自傷が必要だったのかもしれない。
多くの外傷体験を一人で抱えておくのは決して簡単なことではない。
だからこそ、その痛みを感じなくさせるためにも「解離」は必要になってくる。



解離とは

自傷行為にはたくさんの効果があり、その内の一つがここにいるのだけれどここにいない感覚を味あわせてくれる。
まさに離人感。
自傷を繰り返す多くの当事者が、この解離状態を何度も経験しており、生き抜くために「切る」選択肢を積極的に選ぶ者もいるぐらいだ。現実と切り離してくれるこの効果は現実と向き合わないですむにはちょうど都合がいい。解離することで何かが解決するわけではないが、今その瞬間の辛さからは解放してくれる。まさに依存の問題が背景に隠れているのだろう。
この記事のタイトル回収をするためにはその部分にも触れておく必要がある。
タイトルの通り、「解離」しているときは何も考えなくてするのが解離のメリットともいえる。
各々が抱える問題を一時的にでも棚上げしてくれる「解離」にはとても甘い魅力が醸し出されている。
結論を言えば、「とっとと解離しちゃえよ、YOU!」ということだ。
今この瞬間を生き抜くための解離であれば、それは一つの大切な対処法になりうると私個人は思う。
ただ、十分理解しておかねばならないことは、
①医療機関や他の専門家にはつながること
②解離してしまう自分を正直に話すこと
これらが大事。

なにも自傷することが解離ではない。
何も考えなくていい状態や今ここにいるけれどもいない感情を自ら作り出してやることがいい「解離」につながる。
それは何かに没頭することでもいい。
嫌なことから逃げていい思考を頭の片隅にしっかり持っておくことが生きづらさを少しだけ解消してくれる。

 

追伸
個人的なお大きなイベントが落ち着きましたので記事更新頑張っていきます!
あとダイエットも継続中。
7月からやりだして7キロ程減量中。
ゆっくりじっくり絞っていこう。今日一日継続することが大事。

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