解離したら依存症と自傷行為が治った件

なんかタイトルが安っぽいアニメ小説みたいな感じですね。

解離症状を持つの人の多くが、幼少期などから過酷な生育環境に置かれていたということが往々にしてある。もちろん本人にとって衝撃となる出来事がきっかけで解離が維持され苦しむ結果となるのが通説ではあるものの、生育環境にも大きな特徴が見い出せるのではないかと解離症状を呈する人たちを見ていてよく感じる。仮説としては、生育環境と解離症状にはなんらかの関連があるのではないかということだ。
「切っている間は痛みで何も考えなくてすむ。」
「処方薬を過剰摂取していないと落ち着かない。」など、自傷は時に何かを癒してくれることがあるそうだ。
しかし、これはなにもメンタルが病んでいる人に限ったことではない。私たちでさえも、なにかに依存していると安心できることは日常生活にたくさんある。目に見えた傷として表現しないものの、自ら理解しながらも危ない方法に追いやっしまってはいないだろうか。

生きていくのはツライよ

幼少期の親からの虐待、ネグレクト、学校などでのいじめ、助けを求めたが誰も助けてくれない見捨てられ体験、心理的・身体的・性的暴力などの被害体験、また、恐怖や恥なども外傷体験として心に傷跡を残す。自殺未遂や自傷行為を繰り返す子どもたちにも共通する一種の「解離せざるを得ないような苦しい体験」がそこにはあるのかもしれない。
自傷行為を繰り返す者は助けを求める力が若干弱い気がする。
「援助希求能力」がまさにこれにあたる。
それは、裏を返せば、「自傷を繰り返す人達は、一人で問題を抱え込みながら必死で真面目で愚直に闘っているともいえる。」
以前の記事でも書いたとおり↓
間違って自死に至る病~リストカッターケンイチ

たとえ選択肢は間違っていたとしても、生きるためには自傷が必要だったのかもしれない。
多くの外傷体験を一人で抱えておくのは決して簡単なことではない。
だからこそ、その痛みを感じなくさせるためにも「解離」は必要になってくる。



解離とは

自傷行為にはたくさんの効果があり、その内の一つがここにいるのだけれどここにいない感覚を味あわせてくれる。
まさに離人感。
自傷を繰り返す多くの当事者が、この解離状態を何度も経験しており、生き抜くために「切る」選択肢を積極的に選ぶ者もいるぐらいだ。現実と切り離してくれるこの効果は現実と向き合わないですむにはちょうど都合がいい。解離することで何かが解決するわけではないが、今その瞬間の辛さからは解放してくれる。まさに依存の問題が背景に隠れているのだろう。
この記事のタイトル回収をするためにはその部分にも触れておく必要がある。
タイトルの通り、「解離」しているときは何も考えなくてするのが解離のメリットともいえる。
各々が抱える問題を一時的にでも棚上げしてくれる「解離」にはとても甘い魅力が醸し出されている。
結論を言えば、「とっとと解離しちゃえよ、YOU!」ということだ。
今この瞬間を生き抜くための解離であれば、それは一つの大切な対処法になりうると私個人は思う。
ただ、十分理解しておかねばならないことは、
①医療機関や他の専門家にはつながること
②解離してしまう自分を正直に話すこと
これらが大事。

なにも自傷することが解離ではない。
何も考えなくていい状態や今ここにいるけれどもいない感情を自ら作り出してやることがいい「解離」につながる。
それは何かに没頭することでもいい。
嫌なことから逃げていい思考を頭の片隅にしっかり持っておくことが生きづらさを少しだけ解消してくれる。

 

追伸
個人的なお大きなイベントが落ち着きましたので記事更新頑張っていきます!
あとダイエットも継続中。
7月からやりだして7キロ程減量中。
ゆっくりじっくり絞っていこう。今日一日継続することが大事。

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