40代,50代の大人のひきこもり

最近何かと話題の大人のひきこもり。
私の所感としては,「別にひきこもりでもその個人が生き生きと楽しく毎日を過ごしていられるならいいのではないか」と思います。無理やり外に出すことが正義でもないわけだし,個人の生き方を尊重するためにも引きこもるという選択肢はあっていいものだと思うのです。誰しもが外に向かうエネルギーを兼ね備えているわけでもないですし.それぞれに合った選択肢を個人が選んでいけばいいだけのこと。

ではなぜ今ひきこもりが問題なのか
ひきこもりが社会問題として話題に挙がるようになってきて20~30年ぐらいになります。(体感)つまり40代50代のひきこもりが多いといわれる現代、その人たちが社会に出るようになる世代にちゃんと対策や支援,ケアをやってこなかったツケが今回ってきてるのではないかと思いました。
これまで多くの時間があったはず。
その人にとってのひきこもりが生活していく上で問題だと認識していたにも関わらず,放置し続けていたことこそがこの問題の根源なのではないかと思うのです。老老介護が目の前に迫る世の中に早期対応や早期介入の手立ては社会の中にあるにも関わらずその社会資源につながらない(つながれない)人たちは多いでしょうね。まさに人に頼れない病がそこには見え隠れしているのではないか。
やはり苦しんでいる場合は助けを求めなきゃね。引きこもることが長期化することで家族関係がネガティブに向かうことも多いはず。自分がプレッシャーをかけていることに気付かない親たちは多いですよ実際。
引きこもるに至った経緯や外に出られない理由を身近な人が安易に取り扱わないようにしないと,関係性がこじれることも多くなるでしょう。
自立や自律って難しい問題ですよね。ただ逆を言えばこれらがクリアできれば思う存分引き込もれるわけですよ!引きこもって何がしたいかを考えることは大事ですよね。生きているために仕事は大事ですが,仕事のために生きてるんじゃないですもんねみんな。私も引きこもっと自分のしたいことだけしながら生きていきたいのが本音。そのためにもなにかしなきゃと思う今日この頃。

引きこもりの未来
彼ら彼女らは潜在的なエネルギーそのものですよね。そこから生まれてくるものが経済を動かしているものだってたくさんある。無理に引っ張り出す必要はやっぱりないんじゃないかな。しかし,最低限の課題をクリアする力を養わせることは大事。
結局は周りの人間がその状況に耐えられなくなってることが多い。であればまずその社会資源につながるべき人は引きこもり本人じゃなく周りの家族だと思う。
引きこもってる本人に対しては
「迷わず好きなことをやるべきだ」と応援したいし
家族に対しては
「まずお前がしっかり葛藤してみようぜ」
(実際そんなこと言わないけど)

葛藤は人を成長させる。引きこもっている人の葛藤も聞いてみたいし、その家族が,まずはその問題に対して葛藤してみるべきだと思う。一長一短に物事は運びませんからね~こういう問題は。ゆっくりまったりといきましょ~や~
ヽ(*´∀`)ノ

 

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